
こんにちは、ラピスラズリです。
今回は、子育て世帯のご相談でよく出る、
「子どもに保険って本当に必要ですか?」
「子ども医療費助成制度もあるし、そこまで入院しないのでは?」
という疑問について整理します。
子どもの保険を考える時に大切なのは、医療費が安いかどうかだけで判断しないことだと私は思っています。
なぜなら、子ども医療費助成制度はとても心強い制度ですが、実際には食事代・交通費・付き添いに伴う出費など、助成だけでは見えにくい負担が発生することがあるからです。
✅ 最初に結論
子ども医療費助成制度はとても心強い制度ですが、それだけで入院時や急なトラブルにかかるすべての費用が補えるわけではありません。
実際には、直接費である医療費は軽減されても、食事代・パジャマ代・タクシー代・交通費・付き添いに伴う生活費などの間接費がかかることがあります。
また、保険は単にお金を受け取るためだけでなく、「もしもの時も少し落ち着いて向き合える安心材料」になることがあります。
私は、子どもの保険は「絶対必要」「絶対不要」と決めつけるのではなく、制度の内容・家計・家族の考え方を踏まえて納得して決めることが大切だと思っています。
私自身、AFP(日本FP協会認定)として、NISAや資産形成だけでなく、保険・家計・将来への備え方について日々相談を受けています。

AFP(日本FP協会認定)資格保有
※資格証は個人情報保護のため一部加工済み
📘 この記事でわかること
・「子どもに保険はいらない」と感じる理由とその背景
・子ども医療費助成制度があっても見落としやすい費用
・直接費と間接費の違い
・子どもにも起こりうる入院やケガのリスク
・子どもの保険を考える時に大切な視点
こんな方に特に読んでほしい内容です。
- 子どもに保険が必要か迷っている方
- 子ども医療費助成制度があるから十分では?と感じている方
- 小さい子どもはそこまで入院しないのではと思っている方
- 万が一の時の家計負担まで含めて考えたい方
- 実際の相談や体験ベースで保険の必要性を考えたい方
- 納得した上で子どもの保険を決めたい方
📌 目次
① 子どもに保険は本当に必要なのか📘
実際のご相談では、こんなお声をいただくことがあります。
「子ども医療費助成制度もあるし、子どもはそこまで入院しないと思うんです。だから私は、子どもに保険は必要ないのではと思っています。」
「公的医療保険制度もあるので、万が一入院しても、そこまでお金はかからないのではと思っています。」
このような考え方は、ごく自然なものだと思います。
実際、子ども医療費助成制度があることで、医療費の負担が軽くなるのは大きな安心です。
📌 ここで大切
子どもの保険を考える時に大切なのは、「制度があるから不要」「不安だから必要」と感情だけで決めることではなく、実際にどんな費用がかかりうるのかを整理して考えることだと、私は思っています。
② まず押さえたいこと|子ども医療費助成制度はとても大切🌿
まず最初にお伝えしたいのは、子ども医療費助成制度は本当にありがたい制度だということです。
自治体によって対象年齢や自己負担の有無などは異なりますが、子育て世帯にとって大きな支えになっているのは間違いありません。
だからこそ、制度のありがたさを前提にしながら、それでも対象外になりやすい部分があることも知っておくことが大切だと思っています。
🌿 私が感じること
制度のありがたさを知っているからこそ、その制度でどこまでカバーされて、どこからが自己負担になりやすいのかを知っておくことが、保険を考える上でも大切だと思っています。
③ 直接費と間接費の違い💭
ここで一度、考え方を整理しておきたいと思います。
子どもの入院や通院でかかる費用には、直接費と間接費があります。
● 直接費:医療費(診察代・治療費・入院費など)
● 間接費:医療費以外にかかる費用(食事代・パジャマ代・交通費・付き添いに伴う出費など)
子どもの場合、助成制度によって直接費である医療費は軽減されることが多いです。
一方で、間接費は自己負担になることが多く、実際にはここが家計の負担になることがあります。
私が大切だと思うこと
「医療費が安いから安心」だけではなく、その周辺で起こる出費まで含めて考えることが、子どもの保険を考える時には大切だと思っています。
④ 助成があっても対象外になりやすい費用💸
実際に見落とされやすいのが、助成制度の対象外になりやすい費用です。
たとえば、入院時には次のような負担が発生することがあります。
- 入院中の食事代
- 差額ベッド代(個室を希望した場合など)
- パジャマ代や日用品代
- 付き添いのための交通費
- 急な受診・入院でのタクシー代
- 兄弟姉妹のためのベビーシッター代や預け先の費用
- 親が仕事を休むことによる収入への影響
もちろん、すべてのご家庭で同じようにかかるわけではありません。
ですが、急な入院の場面では、想定していなかった細かな出費が重なりやすいのは事実だと思います。
📌 覚えておきたいこと
子どもの保険は、単に「医療費そのものを補う」だけでなく、こうした間接費の負担をやわらげる役割もあります。
私は、ここが子どもの保険を考える上で大きなポイントだと思っています。
⑤ 子どもは本当に入院しにくいのか🩺
「子どもは若いから、そこまで入院しないのでは?」という感覚は自然なものだと思います。
ですが実際には、RSウイルス感染症や喘息などで入院するケースもあります。
また、成長してからは部活動や日常生活でのケガによる入院も起こりえます。
だからこそ私は、「若いから入院しない」とまでは言い切れないと思っています。
📌 ここで大切
頻繁に起こるとは限らなくても、起きた時にどう備えるかを考えておくことが、子どもの保険を考える意味の一つだと私は思っています。
⑥ 実際にあった「入っていて助かった」話👶🏥
実際に、子どもの保険に入っていてよかったと感じたエピソードを伺ったことがあります。
あるご家庭では、お子様が生まれてすぐに医療保険に加入されていました。
ただ、ご本人たちは、「使うことはないだろうけれど、お守りのような気持ちで入っていた」と話していました。
ところがその後、お子様が急きょ入院することになってしまったそうです。
「まさか自分の子どもが入院するとは思っていませんでした。子どもの体調が心配なのはもちろんですが、お金の面でも、保険が出るから大丈夫と思えたことで、精神的な負担が少し和らぎました。」
また、別のご家庭では、お子様が中学生の時に部活動中のケガで救急搬送され、そのまま入院になったそうです。
「その時はお金のことよりも、とにかく無事でいてほしい気持ちでいっぱいでした。でも、後から考えると、タクシー代や食事代なども重なっていました。保険に入っていて本当に助かりました。」
もちろん、子どもの医療費そのものは大きな負担ではなかったとしても、付き添いのための交通費や飲食代、助成対象外の費用が意外と重なることがあります。
🌿 私が感じること
保険は、支払われるお金そのものだけでなく、「万が一の時も少し落ち着いて子どもに向き合える」という意味でも、心強い存在になることがあると感じています。
⑦ 小さいうちの保険が考えやすい理由🌱
また、小さいお子様の保険は、一般的に大人になってから加入する保険に比べて、比較的保険料が抑えられていることが多いです。
もちろん、すべての保険がそうだとは限りませんし、商品内容や保障範囲、保険料は会社によって異なります。
だからこそ、最終的には、保険料の安さだけで決めるのではなく、家計の中で無理がないか、何をカバーしたいのか、制度とどう組み合わせるのかを整理して考えることが大切です。
🌿 私の考え
小さいうちに考えやすい面はありますが、結局は家計の中で無理がないか、何のために備えるのかを確認して決めることが大切だと思っています。
⑧ 私が考える結論|必要か不要かは家族で決めることが大切🌿
私は、子どもの保険について、必ず入るべきとも、まったく不要とも、一律には言えないと思っています。
ただ、ここまで見てきたように、保険はあくまで直接費である医療費だけでなく、間接費にあたる食事代・パジャマ代・タクシー代・交通費・ベビーシッター代などをカバーする安心材料として考えられる面があります。
また、実際に急な入院やケガが起きた時、保険に入っていたことで、家計面だけでなく、気持ちの面でも少し落ち着けたという声があるのも事実です。
だからこそ私は、子どもの保険を考える時には、
- 住んでいる自治体の制度内容
- 家計の状況
- どこまで備えたいかという家族の考え方
- 保険料とのバランス
を踏まえた上で、ご家族でしっかり話し合い、納得して決めることが大切だと思っています。
📌 最後に伝えたいこと
保険は、使わないことが一番よいものかもしれません。
ただ、使う場面が来た時に、「入っていてよかった」と感じることがあるのも事実だと思います。
私は、そうした現実も踏まえて、子どもの保険をどうするか考えていくことが大切だと感じています。
❓ よくある質問Q&A
Q. 子ども医療費助成制度があるなら、保険はいらないですか?
A. 医療費そのものは軽減されることが多いですが、食事代・交通費・付き添いに伴う出費などは自己負担になることがあります。私は、そこまで含めて考えることが大切だと思っています。
Q. 子どもは本当にそんなに入院するものですか?
A. 頻繁とは限りませんが、RSウイルス感染症や喘息、ケガなどで入院することはあります。私は、「絶対にない」とは言い切れないと思っています。
Q. 子どもの保険はいつ考えるのがよいですか?
A. 小さいうちは比較的保険料が抑えられているケースもあります。ただし、内容は商品によって違うため、制度や家計とのバランスを見ながら考えることが大切だと思っています。
Q. 保険に入るかどうか迷ったら、どう考えればよいですか?
A. 住んでいる自治体の制度内容、家計、備えたい範囲を整理して、ご家族で納得して決めることが大切だと私は思っています。
📘 参考にしたい公的・中立的な情報
今回のような子どもの保険の話は、実際の相談現場の視点だけでなく、公的・中立的な情報もあわせて確認することが大切だと私は考えています。
📘 参考資料
出典:「令和7年度『こどもに係る医療費の助成についての調査』」(こども家庭庁)
「令和7年度『こどもに係る医療費の助成についての調査』」
(2026年4月2日利用)
子ども医療費助成制度の対象年齢や自己負担の有無、所得制限などの全体像を確認する際の参考になります。
私はFPとして相談を受ける立場ですが、だからこそ、個人の経験だけでなく、公的・中立的な情報もあわせて見てほしいと思っています。
🌸 まとめ
- 子ども医療費助成制度はとても大切で、子育て世帯の大きな支えになる
- ただし、直接費である医療費以外に、食事代・パジャマ代・交通費・タクシー代・付き添いに伴う費用などの間接費がかかることがある
- 子どもの保険は、そうした見えにくい出費や精神的な安心を支える面がある
- RSウイルス感染症や喘息、ケガなど、子どもにも入院リスクはある
- 小さいうちは比較的保険料が抑えられているケースもあるが、内容は商品ごとに異なる
- 大切なのは、制度・家計・家族の考え方を踏まえて、納得して決めること
✅ 最終結論
子どもに保険が必要かどうかは、家庭によって答えが違うと私は思っています。
ただ、子ども医療費助成制度があるからといって、すべての負担がなくなるわけではありません。
実際には、直接費である医療費以外の間接費や、親御さんの生活・気持ちの負担が生じることがあります。
だからこそ、私は、制度があるから不要とすぐ決めるのではなく、もしもの時に何が起こりうるかを一度整理してから考えることが大切だと思っています。
この記事が、子どもの保険についてご家族で落ち着いて話し合うきっかけになれば嬉しいです。
免責事項
本記事は情報提供を目的としており、特定の保険商品・保険会社・加入行動を推奨するものではありません。
子ども医療費助成制度の内容は自治体によって異なり、年齢要件・所得制限・自己負担の有無なども異なる場合があります。
また、保険商品の保障内容や保険料は保険会社や契約内容によって異なります。
本記事は一般的な考え方や相談事例を整理したものであり、個別の商品の適否や給付内容を保証するものではありません。
制度や取扱いは変更される可能性があるため、最新の公的情報や契約内容をご確認ください。
最終的なご判断は、ご自身とご家族の責任でお願いいたします。
関連記事もあわせてどうぞ👇
保険だけでなく、助成金や教育費も含めて考えたい方には、『子どもにかかるお金大全』も参考になります👇🏻
