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NISAで含み損がつらい時は売るべき?暴落時の考え方をFPがやさしく解説

本画像はラピスラズリ制作のAIオリジナル画像です。

こんにちは、ラピスラズリです。

 

今回は、NISAで積み立てている投資信託が下がってしまい、
「含み損がつらい。今すぐ売るべき?」
と悩んだ時の考え方を整理します。

最近は、NISAや資産形成の話題が広がる中で、
「含み損がつらくて、もうやめた方がいいのでは?」
「暴落時でも積立を続けた方がいいのですか?」
という声を聞くことも増えました。

一方で、実際の相談の現場では、
「不安で夜も気になる」
「長期投資が大切とは聞くけれど、自分はそこまで耐えられるか分からない」
といった悩みも本当によくあります。

✅ 最初に結論
NISAで投資信託を積み立てている途中で相場が大きく下がると、不安になって売却したくなるのはとても自然なことです。
ただし、感情だけで慌てて判断する前に、自分のリスク許容度・投資目的・余裕資金かどうかを一度整理することが大切です。
私は、余裕資金による長期・積立投資であり、リスク許容度の範囲内であるなら、暴落時でも継続する考え方はとても強いと思っています。
一方で、リスク許容度を超えてまで我慢し続ける投資は、あまりおすすめしません。
大切なのは、絶対の正解を探すことではなく、自分が安心して続けられる投資の形を選ぶことだと私は考えています。

 

私自身、AFP(日本FP協会認定)として、NISAや資産形成だけでなく、保険・税金・家計・将来への備え方について日々相談を受けています。

 

AFP(日本FP協会認定)資格保有

※資格証は個人情報保護のため一部加工済み
※本ブログは個人の見解であり、特定の金融商品を推奨するものではありません

 

📘 この記事でわかること
・NISAで評価額が大きく下がった時に考えたいこと
・暴落時に不安になるのが自然な理由
・リスク許容度とは何か
・リスク許容度を確認することが大切な理由
・リスク許容度を超えてまで我慢しない方がよい理由
・損切りも一つの判断手段と考える理由
・余裕資金で投資することが大切な理由
・長期・積立投資を続ける考え方

 

こんな方に特に読んでほしい内容です。

  • NISAで投資信託を積み立てているが、含み損がつらい方
  • 暴落時に売るべきか迷っている方
  • 「リスク許容度って何?」と感じている方
  • 長期投資が大事と聞くけれど、自信が持てない方
  • 必要資金まで投資に回していないか不安な方
  • 自分に合ったNISAの続け方を考えたい方

 

 

① 含み損がつらい時に、まず整理したいこと📘

実際の相談では、こんなお声をいただくことがあります。

「日経平均が大きく下がっていて、自分の投資信託の評価額がかなりマイナスです。今すぐ売却したい気持ちがありますが、やめておいた方が良いのでしょうか。」

このようなご相談は、実際によくあります。

評価額が大きく下がると、不安になるのは当然です。
毎月コツコツ積み立ててきたお金だからこそ、マイナスが大きく見えると「もうやめた方がいいのでは」と思ってしまうこともあります。

私がまずお伝えしたいのは、すぐに「売った方がいい」「絶対に持ち続けるべき」と決めつけないことです。

投資に絶対はありません。
その方の家計状況、投資目的、資産全体の状況によって、考え方は変わるからです。

📌 ここで大切
暴落時に大事なのは、不安な気持ちを否定することではなく、その不安がどこから来ているのかを整理することです。
感情だけで判断するのではなく、自分の投資の前提を見直すことが大切だと私は思っています。

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② まずお聞きしたいのは「リスク許容度」⚖️

私は、その方にまずこうお聞きしました。

「あなたのリスク許容度として、投資した金額のうち何%までの下落なら受け止められますか?」

そして、もし今回の下落がそのボーダーラインをまだ大きく超えていないのであれば、売却するか、このまま継続するかをもう一度ご自身で考えてみてくださいとお伝えしました。

私は、リスク許容度を超えてまで我慢し続ける投資は、あまりおすすめしていません。

なぜなら、心の負担が大きくなりすぎると、投資そのものが苦しくなってしまうからです。
相場を見るたびに気持ちが揺れ続ける状態では、長期投資どころではなくなってしまいます。

私が大切にしているのは、無理に続けることよりも、その方が安心して向き合える形を一緒に考えることです。

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③ リスク許容度とは何か🌿

相談の途中で、その方から
「リスク許容度とは何ですか?」
という質問もありました。

私は、リスク許容度とは、どのくらい値下がりしても、自分が精神的・家計的に耐えられるかの水準だとお伝えしました。

✅ シンプルに整理すると
・10%の下落でもつらいと感じる方
・20%や30%の下落でも長期目線で見られる方
・生活費に影響が出そうで不安になる方
・数字の損失より気持ちの負担が大きい方

このように、リスク許容度はみんな同じではありません。

収入や家計の状況、年齢、投資目的、性格によっても変わります。
だからこそ、ネットで見た一般論だけではなく、自分にとってどこまでが許容範囲かを考えることがとても大切です。

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④ リスク許容度を考えない投資が苦しくなりやすい理由📉

リスク許容度をしっかり考えないまま投資をすると、相場が下がった時に不安が大きくなり、慌てて売却してしまいやすくなります。

もちろん、私は売却が間違いだとは思っていません。
その時に売却した判断が正解で、その後さらに相場が下がることも当然あります。

一方で、そこで売却せずに持ち続けたことで、その後の回復で評価額がプラスに転じたという方も多くいます。

つまり、未来は誰にも断定できません。
だからこそ、後から感情だけで決めるのではなく、あらかじめ自分のリスク許容度を考えておくことが大切です。

📌 私が伝えたいこと
ネット上では「長期投資が大事」という話は多いですが、その前提として自分がどこまでの下落なら受け止められるかまで丁寧に考えることも、とても大切だと私は感じています。

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⑤ リスク許容度を超えてまで我慢する投資はおすすめしません🕊️

私は、リスク許容度を超えてまで我慢し続ける投資は、あまりおすすめしません。

なぜなら、心の負担が大きくなりすぎると、毎日の生活の中でも相場のことばかり気になってしまい、投資が「将来のための手段」ではなく「今の不安の原因」になってしまうからです。

私は安心していただく提案を大切にしています。
だからこそ、損切りという形がその方にとって安心につながるなら、私は一概に止めたりもしません。
状況によっては、それも一つの判断手段だと思っています。

🌿 補足したいこと
「長期投資だから絶対に持ち続けるべき」とは、私は考えていません。
長期投資はあくまで、その方の余裕資金・目的・リスク許容度の範囲で続けられる時に強いものです。
無理な我慢は、長期投資とは少し違うと思っています。

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⑥ それでも長期・積立投資が強いと考える理由📈

そのうえで、私は余裕資金で行っている長期投資であるなら、積立投資枠を活用した毎月の積立継続はとても強い投資法の一つだと思っています。

相場は上がる時もあれば、下がる時もあります。
未来を正確に読むことができない以上、短期の値動きを完璧に当て続けるのはとても難しいです。

そのため、あらかじめ決めた金額を毎月継続して積み立てていく方法は、高い時だけ買ってしまうことや、安い時に怖くて買えなくなることを防ぎやすいという意味で、初心者の方とも相性が良いと感じています。

積立継続が強いと感じる理由
・一括投資よりもタイミングの影響をならしやすい
・安い時にも自動で買い続けやすい
・「今買うべきか」を毎回悩みすぎなくてよい
・長期で見ると、短期の下落だけで判断しにくくなる

もちろん、だからといって絶対にうまくいくとは言えません。
ただ、暴落時に感情だけでやめてしまう前に、長期投資として続ける意味があるかを一度考える価値は大きいと思っています。

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⑦ 投資は必要資金ではなく余裕資金で考えたい💰

私は、投資は必要資金ではなく余裕資金で行ってほしいといつも感じています。

投資は魅力がありますが、未来は誰にも読めません。
だからこそ、暴落の可能性も秘めています。

生活費、教育費、近いうちに使う予定のお金まで投資に回してしまうと、下落した時に不安が一気に大きくなり、冷静な判断がしにくくなります。

✅ 余裕資金で投資する意味
・相場が下がっても生活そのものは守りやすい
・必要以上に焦って売却しにくくなる
・長期投資の前提を保ちやすい
・「今すぐ現金が必要だから売る」という事態を避けやすい

余裕資金で長期投資をするからこそ、暴落時にも「すぐ売るべきか」だけでなく、なぜ自分はこの投資を始めたのかを落ち着いて見直しやすくなるのだと思います。

📘 私が感じること
公的な情報でも、長期・積立・分散という考え方で不安と付き合いながら資産形成に取り組む方向性が示されています。
私はこの考え方と、相談の現場でお伝えしていることはかなり重なると感じています。

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⑧ 1年後に相談者の方からいただいた言葉🌸

その後、1年ほど経ってから、改めてその方が私のところへ来てくださいました。

「あの時は、一生懸命話を聞いてくれたうえで、売却することを自分で考えさせてくれてありがとうございました。今は評価額も含めて、投資信託に満足しています。」

私はこの言葉がとても印象に残っています。

大事だったのは、ただ「売らないでください」と押し切ることではなく、ご本人が自分のリスク許容度や安心できる水準を考えたうえで判断できたことだったのではないかと思います。

結果はその時々で違います。
でも、納得して選んだ投資行動は、後悔しにくくなると私は感じています。

これはあくまで一例であり、相場環境やその方の状況によって結果は異なります。
大切なのは、他の人の結果をそのまま当てはめるのではなく、ご自身のリスク許容度や資金計画に合った判断をすることだと私は考えています。

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❓ よくある質問Q&A

Q. NISAで含み損になったら、すぐに売った方がいいですか?
A. 一概には言えません。まずは感情だけで決めるのではなく、リスク許容度・投資目的・余裕資金かどうかを整理することが大切です。

 

Q. リスク許容度とは何ですか?
A. どのくらいの値下がりまでなら、自分が精神的・家計的に受け止められるかの水準です。人によって違います。

 

Q. 損切りは悪いことですか?
A. いいえ、私は一概にそうは思いません。損切りがその方にとって安心につながるなら、一つの判断手段だと考えています。

 

Q. 長期投資なら、どんな時も我慢すべきですか?
A. 私はそうは思いません。長期投資は、余裕資金・投資目的・リスク許容度の範囲で続けられることが前提だと考えています。

 

Q. なぜ余裕資金で投資した方がいいのですか?
A. 必要資金まで投資に回してしまうと、下落時に冷静な判断がしにくくなるからです。生活を守りながら投資を続けるためにも大切です。

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📘 参考にしたい公的機関の情報

今回のようなNISAや長期投資の話は、個人の体験や考え方だけでなく、公的機関の情報もあわせて確認することが大切だと私は考えています。

📘 参考資料
出典:金融庁「NISA特設ウェブサイト」

https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/
(2026年3月20日利用)

制度の概要や、長期・積立・分散投資の考え方を確認できます。

 

📘 参考資料
出典:金融庁ウェブサイト
「はじめてみよう!NISA早わかりガイドブック」

https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/nisa2024/guidebook_202307.pdf
(2026年3月20日利用)

長期投資・積立投資・分散投資の基本や、上昇下落を含む考え方を確認できます。
※将来の投資成果を保証するものではない点もあわせて確認できます。

 

私はFPとして相談を受ける立場ですが、だからこそ、個人の説明だけでなく、公的情報もあわせて見てほしいと思っています。

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🌸 まとめ

  • NISAで評価額が大きく下がると、不安になるのは自然
  • ただし、感情だけで売る・続けるを決めないことが大切
  • リスク許容度とは、自分がどこまでの下落なら耐えられるかの目安
  • リスク許容度を超えてまで我慢する投資は、私はおすすめしない
  • 損切りも、安心につながるなら一つの判断手段
  • その一方で、余裕資金による長期の積立投資は強い考え方の一つ
  • 投資は必要資金ではなく余裕資金で行うことが大切
  • NISAでも、長期・積立・分散投資の考え方とリスク許容度の確認は両方大切

✅ 最終結論
暴落時に大切なのは、「売るのが正しいか」「持ち続けるのが正しいか」を断定することではありません。
大切なのは、自分のリスク許容度・投資の目的・余裕資金かどうかを見直したうえで、納得できる判断をすることです。
この記事が、NISAの評価額が下がって不安な時に、感情だけで結論を出さず、落ち着いて考えるきっかけになれば嬉しいです。

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免責事項

本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品・銘柄・売買行動を推奨するものではありません。
投資判断は、年齢、収入、家族構成、資産状況、リスク許容度、投資目的などにより異なります。
NISAや投資信託を含む金融商品には価格変動があり、元本割れとなる可能性があります。
制度や税制の詳細は、金融庁・金融機関・公的機関等の最新情報もご確認ください。
最終的な判断はご自身の責任でお願いいたします。

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記事で全体像を整理したあと、さらに初心者向けにやさしく学びたい方には、こうした入門書も参考になります。

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私自身、投資を始めた当初は、このシリーズの入門書を読みながら、初心者向けに全体像を整理していました。

実際に私が読んだのは新NISA開始前の版ですが、これから投資を始める方には新NISA対応版のこちらが参考になりやすいと思います。

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